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『最終楽章 (コーダ)』(Coda)は、イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンの第9作目のスタジオ・アルバム。1982年11月19日発売。プロデューサーはジミー・ペイジ。 タイトルの「コーダ (Coda)」とは「楽章終結部」の意の音楽用語であり、厳密に言えば「最終楽章」という邦題は誤訳であるが、バンドの活動を締めくくるアルバム、との意味合いで命名されたものと思われる。 ==解説== 1980年9月25日、ドラマーのジョン・ボーナムが急性アルコール中毒のために急逝。バンドは12月4日、解散声明を発表した。スワンソング・レコードは1974年、アトランティック・レコードとの間に「レッド・ツェッペリンのアルバムを5枚リリースする」という内容の契約を交しており、この契約を完了させるためにもう1枚アルバムを発表する必要に迫られたペイジは、レッド・ツェッペリンの12年の経歴における様々なセッションからの未発表音源を集めてアルバム化することとなった。ペイジは1981年夏から編集作業を開始し、ロバート・プラントおよびジョン・ポール・ジョーンズの協力を得て1982年はじめにトラックを完成させた〔シンコー・ミュージック・ムック『レッド・ツェッペリン―幻惑されて―』クリス・ウェルチ著、中村美夏訳、1999年。ISBN 4-401-70012-0、123頁〕。 ペイジは当初、バンドのライブ・パフォーマンスを年代別にまとめてライブアルバムとして発表する事を計画しており、手始めに1970年のロイヤル・アルバート・ホール公演から出そうとしていたが、プラントから反対され、本作のような形になったのだという〔シンコー・ミュージック・ムック『天才ギタリスト ジミー・ペイジ 完全版』、2004年。ISBN 4-401-61855-6、28-29頁〕。前述のライブ音源および映像が公式に発表されるのは、2003年発表の『レッド・ツェッペリン DVD』まで待たなければならないが、このうち「君から離れられない」のみ、リハーサル音源と偽って本作に収録されることになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「最終楽章 (コーダ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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